大統領、1,000マイル走って思うこと
(2010.8.19更新)
こんにちは。G2連邦・大統領のピンキー高橋です。前回、公用車のスペイシー100をリフレッシュした模様をお伝えしましたが、その効果をもう少し試してみたく、7月の連休を利用しテストランしてきました。ちょっとソコまでのつもりで岡山へ!
7月16日(金)の午前3時、千歳船橋の官邸を出発。もちろん、G2だからしてずっと一般道であります。国道246号で沼津まで出て、そこから先は天下の国道1号でひたすら西へ。要所要所の模様が気になる方は写真をクリックして見ていただくとして、今回、往復1,600km弱を走って痛感したことをお伝えしたいと思います。
まず第一は無責任な道路案内。事前に地図を確認して走ってはいるのですが、基本的に道路案内を頼りに走っています。
例えば●号線を目指していて、今走っている道にも「●号線方面」の案内がある。でも、●号線と交差する直前に何の案内もなかったりするんですよ。不慣れな道ではそんなことだらけでした。
道路案内だけで目的地に行こうなんて思っていませんし、でなければナビなんて不要なワケですけど、せめてもうちょっと責任をもって解かりやすく案内してもらいたいものです。
浜名バイパスは125cc以下通行禁止なのは事前に解かってたから左折できないのは理解できた。では潮見バイパスなら125cc以下も通行可能だろうと右折してみたところ、白須賀ICではやはり125cc以下通行不可。ということは、125cc以下は国道1号全線走破できないということ? 日本の標識は自分の都合で理解すると失敗する。ちなみにG2連邦、125cc以下が通れない道は無い。
第二に、地方によっては家族の中でも1人1台ずつ所有しているほどクルマの方が重要な足であることは皆さんご存知でしょうが、それにしてもバイクが少ない。そのためか、私のような原付クラスのバイクが前を走っていることに対し、後ろのドライバーは極端に嫌がっているのをミラーに映る姿から幾度と無く感じました。
信じられないことに、日本のバイク産業発祥の地とも言える静岡県内(浜松ではありません)のバイパスで嫌な目に遭いましたから。
こちらは前のクルマと同じペースで走っているのですが、車間を詰め、気持ちセンターライン側に車両を振って「オマエ邪魔!」的パフォーマンスでいるのがこちらのミラーからも明らか。センターラインは黄色い線だから抜くことはできないにも関わらず……。
しかも驚いたことに、そのドライバーは女性。クルマを運転する女性は運転するのが精一杯で、周りの交通を見る余裕が無く、譲り合い精神に欠ける人が多いと言われますが、前を走る原付クラスのバイクに対しても余裕の心がないようです。
あと、左側の路地や対向の右折レーンから、こちらが直進している直前にも関わらず普通に突っ込んでくるクルマも多いですね。共存交通の機会が少ないのか、バイクが想像以上に速いことに気づいていないのかもしれません。
逆に言えば地方のドライバーはきっと、東京のバイクの多さ(昔に比べたら少ないけど)や無法運転に驚くことでしょう。きっと異常に感じると思います。
そうそう、「曲がる直前ウインカー」はクルマとバイク問わず、全国に広まりつつありますね。あれは勘弁していただきたい。クルマやバイクの進化によって、運転者の緊張感は以前に比べたら希薄になっているのでは?
いずれにせよ「郷に入らば郷に従え」ではあると思いますが、バイクに乗っていると、交通マナーの地域差を痛感。いやぁ、勉強になりました。早速、G2連邦の国交省大臣に詳細をリサーチするよう指令を下したのは言うまでもありません。
今回のテストラン、スタートがちょうど梅雨明け宣言された日でして、計4日間はずっと酷暑! でも、スクーターはエンジンが後ろにあるおかげで、それほど苦にならなかったですよ。私はバイクに乗るなら寒いより暑い方がずっとマシですね。
そうそう、本来の目的であった公用車の調子、乗っている分には快調そのものでしたが、リフレッシュした部分とは別に問題が発生したようです……。
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Pinkie高橋
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