Hi-Compression Column

G2連邦



第1回G1&G2サミット、非公式に浅間山麓にて開催!

8月某日、G2連邦・大統領が近しい原付愛好家と共に浅間山を目指した。昨今の原付一種(G1)&二種(G2)を取り巻く環境を視察しつつ、今後のアンダー125ccについて協議しようというもの。名づけて「第1回G1&G2サミット」。果たして成果は?

(2010.9.21更新)

今回のサミットは私、ピンキーを含めG2代表2名、G1代表2名の計4名が参加。でも、サミットというのは名ばかりで、ホントは1泊2日の単なるプライベート・ツーリングでした! 

バイクで走りながら自然と親しみ、温泉に浸かり、美味いものを食い、夜は飲むという中年共のありきたりな楽しみ。充実した2日間だったなぁ。


しかし待てよ。楽しければそれでいいのか? 

傍から見ると、中年ライダー達がどのように映っているのか知っているのか? 

自分は当然ながら、ツーリング先などで「イイじゃん!」とか「イイ味出してるネ!」と思えるバイク乗りが少ない。自己嫌悪……。




“峠の釜飯”でお馴染み、国道18号の横川近辺だったと思う。一行は碓氷峠で軽井沢を目指す。今回の4台の中で唯一F.I.を採用するアドレスは、標高関係なくグイグイを峠道を登っていく。G1スポーツ達の後ろを走っていると、昔は当たり前と思っていた白煙が時代の流れか、とても気になった。旧軽井沢に到達した頃は完全に日暮れ。白糸ハイランドウェイは暗闇と虫との闘いだった。

峠の釜飯”でお馴染み、国道18号の横川近辺だったと思う。一行は碓氷峠で軽井沢を目指す。今回の4台の中で唯一F.I.を採用するアドレスは、標高関係なくグイグイと峠道を登っていく。G1スポーツ達の後ろを走っていると、昔は当たり前と思っていた白煙が時代の流れか、とても気になった。旧軽井沢に到達した頃は完全に日暮れ。白糸ハイランドウェイは暗闇と虫との闘いだった。




「若者のバイク離れ」は近年の趣味の多様化などと言われていますが、一方で、中年ライダー達が若者達に対して悪い見本となり、遠ざけていないでしょうか?

バイクは趣味性が高い乗り物だから個性が色濃く出るし、さらに運転者の身体もむき出しで余計目につきますからね。

今回のサミットでは125ccのアンダー、オーバー関係なく、中年ライダーの「自己意識改革」を考えさせられました。来年の第2回サミットでは本気にアンダー125ccについて協議しようと思います。




写真1 G1とG2の首脳は道の駅・おがわまちに集合。1台が渋滞&道に迷って遅れたため、とりあえず3台でスタート。写真は埼玉県道11号の定峰峠。G1スポーツ達は四半世紀ほど前のバイクとは思えないほど元気だ。


写真2 バイクおこしの町、小鹿野でもう1台と無事合流。全員揃ったところで名物の「わらじカツ丼」を食べる。その後一行は先を急ぐが、9月いっぱいで閉館とわかっていたら「バイクの森」にも立ち寄っただろう……。


写真3 塩沢ダムにて。RG50Γ、AR50Sのオーナー共に今回のツーリングは生涯通じて最長距離だとか。CD125Tとは7月、一緒に岡山へ向かった仲。ピンキーは鳥取帰りのアドレスV125Sを継続して駆りだした。ヤマハがあったら国内4メーカー揃ったのに……。


写真4 翌朝、8月ながらアノ猛暑とは別世界の清清しさが広がるバルコニーで優雅に語らうG1&G2オーナー。言うなればサミット風景。ちなみにこの山荘、第1回・浅間高原レース(1955年)のコース上と言ってもいい場所にある。


写真5 バイク博物館(浅間記念館)に行ってみた。2010年度は浅間火山レースゆかりのバイク達の他、赤バイや黄バイ、車いすバイクといった暮らしを支えたバイクなども展示。サッカーの実況のような横断幕が印象的。


写真6 浅間ミーティングクラブを設立した中沖満氏所有のCB125T改。油圧ディスクに変更され、バックステップ、アルミリムを装備するなど、細部に細かく手が入ったシブい1台だ。タンクのカラーを見ると、ベースは1978年にコムスターホイールを履いたモデルか?


写真7 浅間牧場でソフトクリームを食す。観光地や高速のパーキングエリアで必ずと言っていいほど売っており、何故か食べたくなる不思議な食べ物だ。しかも子供からお年寄りまで、購入年齢層も幅広い。


写真8 ハナシ変わって、9月23日に近畿スポーツランドで開催される「ルーツ・ザ・原チャリ」にG1&G2連合軍が出場することになった。旧式ミッション耐久レースにはオンロードタイヤに履き替えたホンダXLR80Rで出場。


写真9 ヤマハ・トライ改。フロントまわりにディオのディスクブレーキ&10インチタイヤをスワップしているので本来は参加NGだが、心の広い主催者様の粋なはからいによって、旧式スクーター耐久に出場。近々、参戦模様をレポート予定!



Pinkie高橋

Pinkie高橋
ピンク人初のG2連邦大統領。
老朽化が進んだピンクハウス(大統領官邸)の補修など、最近は財政を圧迫する様々な問題に直面しながらも、原付二種の楽園を目指し日夜奮闘中。
好きなアーティストは
「今 陽子」
「ピンクレディー」
「ピンクフロイド」。
好きな歌は「ピンクのモーツァルト」。
ただ今、大統領の職務をサポートしてくれる秘書を大募集中。


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  • G1とG2の首脳は道の駅・おがわまちに集合。1台が渋滞&道に迷って遅れたため、とりあえず3台でスタート。写真は埼玉県道11号の定峰峠。G1スポーツ達は四半世紀ほど前のバイクとは思えないほど元気だ。写真1
  • バイクおこしの町、小鹿野でもう1台と無事合流。全員揃ったところで名物の「わらじカツ丼」を食べる。その後一行は先を急ぐが、9月いっぱいで閉館とわかっていたら「バイクの森」にも立ち寄っただろう……。写真2
  • 塩沢ダムにて。RG50Γ、AR50Sのオーナー共に今回のツーリングは生涯通じて最長距離だとか。CD125Tとは7月、一緒に岡山へ向かった仲。ピンキーは鳥取帰りのアドレスV125Sを継続して駆りだした。ヤマハがあったら国内4メーカー揃ったのに……。写真3
  • “翌朝、8月ながらアノ猛暑とは別世界の清清しさが広がるバルコニーで優雅に語らうG1&G2オーナー。言うなればサミット風景。ちなみにこの山荘、第1回・浅間高原レース(1955年)のコース上と言ってもいい場所にある。
写真4
  • バイク博物館(浅間記念館)に行ってみた。2010年度は浅間火山レースゆかりのバイク達の他、赤バイや黄バイ、車いすバイクといった暮らしを支えたバイクなども展示。サッカーの実況のような横断幕が印象的。写真5
  • 浅間ミーティングクラブを設立した中沖満氏所有のCB125T改。油圧ディスクに変更され、バックステップ、アルミリムを装備するなど、細部に細かく手が入ったシブい1台だ。タンクのカラーを見ると、ベースは1978年にコムスターホイールを履いたモデルか?写真6
  • 浅間牧場でソフトクリームを食す。観光地や高速のパーキングエリアで必ずと言っていいほど売っており、何故か食べたくなる不思議な食べ物だ。しかも子供からお年寄りまで、購入年齢層も幅広い。写真7
  • ハナシ変わって、9月23日に近畿スポーツランドで開催される「ルーツ・ザ・原チャリ」にG1&G2連合軍が出場することになった。旧式ミッション耐久レースにはオンロードタイヤに履き替えたホンダXLR80Rで出場。写真8
  • ヤマハ・トライ改。フロントまわりにディオのディスクブレーキ&10インチタイヤをスワップしているので本来は参加NGだが、心の広い主催者様の粋なはからいによって、旧式スクーター耐久に出場。近々、参戦模様をレポート予定!写真9

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