Hi-Compression Column

G2連邦

大統領もビックリ!コレ本当にG2クラス?


KTM 125 DUKE

なんか勢いを感じる125が登場、
海外のG2は元気ありますね~!

(2010.10.22更新)

こんにちは。1ヶ月ぶりのピンキー高橋です。今回は、ケルンショーでお披露目となった、このページならではのニューモデルをご紹介いたしましましょう。

オーストリアのKTMが放ったその名も「125 DUKE」。


  • 昨年、ショーモデルとして発表されたKTM 125 STUNT(左)と125 RACE(右)。

    昨年、ショーモデルとして発表されたKTM 125 STUNT(左)。125 DUKEはその市販バージョンで、アグレッシブなスタイルはほぼそのまま踏襲している。125 RACE(右)は STUNTを猛々しく仕立てたモデルで、ワンメイク・レースがあったら面白そうな1台。※写真をクリックすると大きなサイズになります。
    今回、ケルンショーでベールを脱いだ125 DUKE。

  • 今回、ケルンショーでベールを脱いだ125 DUKE。ページ一番上のモデルが「POWER PARTS」を装着したカスタム・コンセプト車両に対し、こちらはストック車両と言える。フレームは軽量クロモリ鋼を使ったお馴染みのトレリス構造。フロントの倒立フォーク、インナーチューブの径は何とΦ43mm! スイングアームもリブ付だ。F 110/70-17、R 150/60-17というG2クラスとしては異例のワイドタイヤも履く。ブレーキキャリパーはブレンボ製。車両重量は128kgと発表される。   

    私、DUKEというと日本人もしくは日露混血などのウワサはあるものの、その正体は一切不明の超一流スナイパーである東郷さんのことが頭に浮かびますが、KTMのDUKEといえば新ジャンルのターマックスポーツのこと。

    その末弟が今回のDUKE 125ということになります。ちなみにKTM初の公道走行可能な125ccモデルだとか。こりゃ記念すべきバイクじゃないっすか!

    分類されるカテゴリーを日本で言うならばネイキッドスポーツになるのでしょうか? 

    ただ、見てお判りの通り、他に類を見ない独創的デザインがKTM DUKEシリーズの特徴で、加えてG2クラスとは思えないボリューム感も。何とリアタイヤのサイズは「150」ですよ!

    恐ろしく剛性の高そうな倒立フロントフォークや、ブレンボのブレーキ、WPのリアサスペンションなど、メカニズムも兄貴分の990&690DUKEに負けていません。

    エンジンは水冷の4ストローク4バルブDOHCエンジンが搭載されます。 


  • 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブの124.7ccエンジンを搭載。

    水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブの124.7ccエンジンを搭載。ボア×ストロークは58.0×47.2mm。ボッシュのマネージメントによる電子制御フューエルインジェクション&三元触媒によって環境対策も万全だ。最高出力は11.3kw(15.4ps)/ 10,500rpm、最大トルクは12Nm(1.21kg-m)/8,000rpm。リアサスペンションはKTMと言えば!のWP製。シート高は810mm。 残念ながらG2クラスの日本車の中に、125 DUKEに対抗しうるモデルが無いのが現状? 

  • 欧州では若年層のエントリークラスとして確固たる地位を確保している125ccクラスだけに、力の入れようがハンパ無いっす! 

    日本でも若年層に受け入れられそうな予感です。

    そんな125 DUKE、KTM JAPANさんによると欧州同様、日本でも来年春頃に発売を予定しているそうです。

    スイングアームの造りなど、細部にもコストかかってそうで、こりゃお値段も相当高いのでは? と想像してしまいますが、意外な価格設定になるとか。

    車両価格で50万円を切ってくれたら嬉しいなぁ。いずれにせよ、早く実車を見て、乗ってみて~!!


  • KTM 125 DUKE POWER PARTS装着車の別カラーバージョン。

    ページ一番上、POWER PARTS装着車の別カラーバージョン。デザイン、ボリューム、パーツ、造りこみなど、今までの125ccクラスの常識を超えたマシンの誕生。日本発売が待ち遠しい1台だ。

  • ワタシも含め125 DUKEの動向がとても気になる人は今後、KTM JAPANのホームページまたはKTMオフィシャルブログを要チェック! 


    Pinkie高橋

    Pinkie高橋
    ピンク人初のG2連邦大統領。
    老朽化が進んだピンクハウス(大統領官邸)の補修など、最近は財政を圧迫する様々な問題に直面しながらも、原付二種の楽園を目指し日夜奮闘中。
    好きなアーティストは「今 陽子]「ピンクレディー」「ピンクフロイド」好きな歌は「ピンクのモーツァルト」。 ただ今、大統領の職務をサポートしてくれる秘書を大募集中。

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