(2011.6.28更新)
もう1ヶ月が経ってしまいました。いかがお過ごしでしたか、皆さん。いや、皆さんっていうほど、このコーナーを読んでいる人がいるとは思えません。ピンキー髙橋です。
今回のタイトルも内容とはまったく関係ありません。私の単なる独り言です。前回も書きましたが、独り言が多い人の他に、テーブルの上などで無意識に指でビートを刻む人も苦手です。あと鼻唄。いや、いいんですけど、その鼻唄にビブラートが効いていたりすると、最近の蒸し暑い気候と相まって“イラっ”とすることがあります。自分の人間としての“器”の小ささ、ホント嫌になります……。
さて、余計なハナシは置いといて前回の続きです。
スタート早々にコーヒーショップでまったりしてしまった「日帰り500km」への挑戦、ハイライトである南アルプス越えステージに到着したのは14時過ぎ。スタートから既に8時間経過しています。でも今の時期は気候も快適だし、体力もまだまだ残っているので何の不安もなくG2スクーターで林道突入です。
林道とはいえ、路面は舗装されているのでG2スクーターでも問題はありません。でも、基本的に林業を営む人のための道ですから、国道や県道ほど頻繁に管理されていないようで、砂や石っころなどが浮いていたりしているので、走りは自ずと慎重になります。交通量は少ないとは言え、ブラインドだらけですしね。場所によってはガードレールも無いので、下手して谷底にでも落ちたら、白骨化するまで発見されることはないでしょう。
でも、周りを山々や緑に囲まれた場所は、ゆっくりとしたペースでも気持ちがいいのは言うまでもありません。
あれ、長峰林道として入ったつもりが櫛形山林道になっています。なんだか良く分からないけど道なりに進みました。すると行く手に「全面通行止め」の看板が! 迂回路はダートです。小径スクーターで走るのは不安ありますが、正に私が若かった頃の“林道”のイメージ。比較的フラットだったので大きな問題はありません。
しかし、南アルプス越えステージに入ってからどのくらい時間が経っているのでしょうか? 走っても走っても山の中という感じです。やはりペースが上がらないからでしょうか? 結局、南アルプス街道に到達するまで、2時間20分ほど走っていました。ふぅ。まだまだ日が高い季節だから問題ないでしょうが、薄暗かったり寒くなると不安だったでしょうね。無事パス出来たことに感謝。
さて、まだまだ明るく、体力があるうちに距離を稼がねば。一人で走っていると気張っているせいでしょうか? 昼も食ってないのに全然腹が減りません。予定到着時刻まで約6時間。ここからは本栖湖経由で富士吉田へ抜け、まずは大月を目指します。以前、セレン君と食べた吉田うどんが上手かったので、途中寄ろうとしましたが、辺りが薄暗く店が判らず……。
大月の町に入った頃は完全に日は落ちていました。19時半位でしたかね? 本来はここから小菅村まで国道139号を北上し、鶴峠を通って上野原まで抜ける予定でしたが、さすがに日が完全に落ちると早く官邸まで帰りたい気持ちが強くなりルート変更。国道20号でショートカットいたしました。
でもこのまま帰るのも面白くないので、上野原から北上。上野原五日市線(檜原街道)で武蔵五日市まで抜けることに。そして、ここまで来たのなら、ということで五日市街道→国道16号線で瑞穂まで行き、お気に入りの中華料理店でラーメンを食ってきました。
腹いっぱいとなったとこですが、やはり食後はさっぱりしたいじゃないすか? ということで、本日2回目のコーヒーショップ“D”で一服。時間は21時前でした。この時点で、日が変わる前に完走できる目処がたったので、残りの帰路は安全運転で帰ってきました。
で、大統領官邸に到着したのは23時40分。走った距離は550.4kmでした。ショートカットしたはずなのに予定より40km多く走っており、所要時間も当初の予定より2時間15分ほど超過。平均時速は31.1km/hでした。ゆっくり食事したり温泉に入ったりする時間はありませんでしたが、ずっと一般道でも日帰りで500kmって走れるんですね。いや~、面白かった!
- Pinkie高橋
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