(2011.10.21更新)
こんにちは! ピンキー高橋です。
今年の夏、公道復帰に向けてコツコツとイジってきたエイプ(通称ベンアペ)のその後のご報告です。え~と、どこまで進んだんでしたっけ? 今年は例年になく月日の過ぎるのが早いような気がして、記憶がかなり飛んでます。季節が一気に秋に変わったせいでしょうか?
で、これまでの経緯は右の写真を参照いただくとして、最後の最後でマイナートラブルに見舞われたりはしましたが、残暑の続いた9月上旬に“エイプ80”として完成。無事、公道復帰を果たすことができました。
MotoGPの2007年シーズン、レギュレーション変更によってエンジン排気量がこれまでの990ccから800ccにダウンされたように、ベンアペも同様に99ccから79ccへと20%も排気量が減ったのですからパフォーマンス・ダウンは否めない……、と思っていたのですが、実際走ってみるとなかなかどうして、元気あるじゃないですか! 最高速も思った以上に伸びます。驚きました。その他、不具合のある部分も見当たりません。
なんだか某大御所モータージャーナリストさんや某バイク雑誌系ブログのように事が全て計画通り順調に進んでしまったり、「予想通りのイイ仕上がり」などと自慢話が鼻につき、読者側にとってはちっとも面白くない、むしろ嫌悪感すら覚えるレポートになってしまいましたが、事実なので仕方ありません。どうもスイマセン。
ただエンジン始動直後、マフラーから煙が。しばらく走ってると出てこなくなるのでG2連邦直轄、国立技術研究所のテクニカルスタッフに相談したところ、「おそらくバルブステムシールが劣化し、エンジン停止時にヘッド側のオイルが燃焼室に落ちたのでしょう」とのこと。メカニズムに無知な私は「?」ですが、いわゆる「オイル下がり」というヤツらしいです。さすが20年以上前に生産された24,000km以上走っているエンジンだけに、仕方ないと言えば仕方ありません。
無事、公道復帰を果たしたベンアペですが、今後は外装をメインにイジっていきたいと考えてます。今やベンアペは私のオフタイムの唯一の楽しみ。“盆栽バイク”にするのもいいかなと……。また進展ございましたらご報告いたします。
- Pinkie高橋
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