Hi-Compression Column

G2連邦

G13型トラクター売りたし


(2011.10.21更新)
(※このページは10月8日以前に書かれたものです。現在、ピンキー大統領は諸般の事情 により失踪中との情報アリ)

こんにちは! ピンキー高橋です。

今年の夏、公道復帰に向けてコツコツとイジってきたエイプ(通称ベンアペ)のその後のご報告です。え~と、どこまで進んだんでしたっけ? 今年は例年になく月日の過ぎるのが早いような気がして、記憶がかなり飛んでます。季節が一気に秋に変わったせいでしょうか?

で、これまでの経緯は右の写真を参照いただくとして、最後の最後でマイナートラブルに見舞われたりはしましたが、残暑の続いた9月上旬に“エイプ80”として完成。無事、公道復帰を果たすことができました。

イエローナンバーを付け、自賠責に入り、晴れて公道を走れるようになったエイプ80、通称“ベンアペ”。タンクとフェンダーの配色が何となく“旧車會”チックで気に入りませんが、とりあえずテスト走行へ! が、G2連邦テクニカルセンターをスタートして僅か数100mでトラブル発生!

MotoGPの2007年シーズン、レギュレーション変更によってエンジン排気量がこれまでの990ccから800ccにダウンされたように、ベンアペも同様に99ccから79ccへと20%も排気量が減ったのですからパフォーマンス・ダウンは否めない……、と思っていたのですが、実際走ってみるとなかなかどうして、元気あるじゃないですか! 最高速も思った以上に伸びます。驚きました。その他、不具合のある部分も見当たりません。

なんだか某大御所モータージャーナリストさんや某バイク雑誌系ブログのように事が全て計画通り順調に進んでしまったり、「予想通りのイイ仕上がり」などと自慢話が鼻につき、読者側にとってはちっとも面白くない、むしろ嫌悪感すら覚えるレポートになってしまいましたが、事実なので仕方ありません。どうもスイマセン。

ただエンジン始動直後、マフラーから煙が。しばらく走ってると出てこなくなるのでG2連邦直轄、国立技術研究所のテクニカルスタッフに相談したところ、「おそらくバルブステムシールが劣化し、エンジン停止時にヘッド側のオイルが燃焼室に落ちたのでしょう」とのこと。メカニズムに無知な私は「?」ですが、いわゆる「オイル下がり」というヤツらしいです。さすが20年以上前に生産された24,000km以上走っているエンジンだけに、仕方ないと言えば仕方ありません。

無事、公道復帰を果たしたベンアペですが、今後は外装をメインにイジっていきたいと考えてます。今やベンアペは私のオフタイムの唯一の楽しみ。“盆栽バイク”にするのもいいかなと……。また進展ございましたらご報告いたします。



Pinkie高橋
Pinkie高橋
ピンク人初のG2連邦大統領。
老朽化が進んだピンクハウス(大統領官邸)の補修など、最近は財政を圧迫する様々な問題に直面しながらも、原付二種の楽園を目指し日夜奮闘中。
好きなアーティストは
「今 陽子」
「ピンクレディー」
「ピンクフロイド」。
好きな歌は「ピンクのモーツァルト」。
ただ今、大統領の職務をサポートしてくれる秘書を大募集中。

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ステップホルダー固定ボルト(XR80Rを礎とする車体専用パーツ)が見当たらなかったので注文。キックペダルはXLR80R用がキック時にどこかと干渉(今となっては記憶が曖昧)したためXRモタード用に交換、固定ボルトを新たに注文しました。
搭載されるエンジンの排気量が変わったので、その旨を申告。型式認定番号はそのままに、イエローナンバーとなりました。この車体本来のピンクナンバーのままでも良かったのですが、公文書偽造という犯罪になりますからね。おかげで来年度の税金は400円安くなります。
いきなり4つのウインカーとテール&ブレーキランプがお亡くなりになりました……。レギュレーターがベンアペには欠品していたため、テクニカルセンターにストックされていた他車のもの(おそらく原付スクーター用)を装着したのが間違いでした。コネクターの形状が同じだったので大丈夫だと思いましたが、世の中そう上手くはいかないようです。で、某氏のガレージでオブジェとなっているエイプのDe耐レーサーから専用レギュレーター(写真右)をお借りしてきました。並べてみると、大きさがまるで違います。
これで大丈夫だろうと思ったら、テールランプがブレーキランプ並みの明るさで常時点灯し、ブレーキランプの方はというとまたお亡くなりに……。高価なバルブをまた殉職させてしまったからには本格的な調査をせねばなりません。しかし、原因はあっさり判明。同形状ながらW数の高いバルブを入れてました……。ベースの樹脂部分が熱で溶けてしまい、殉職したバルブを葬るために外すこともできなくなりました。
で、9月4日に開催されたミスター・バイクBG主催「ガレージセール」 会場にて、偶然にも探していたエイプ100用パーツを発見! 出展者のダンナさんに値段を聞いたら「セットで1,000円」とのこと。そしたら横で奥さんがダンナさんに向かって「高いよ! 500円でいいんじゃない?」と、交渉もしてないのに半額になってしまいました。太っ腹奥さん、メチャカッコ良かった! もちろん購入。チビッ子たちが丁寧に汚れまで落としてくれて、某オークション評価風に言えば「とても気持ちの良いお取引をさせていただきました」。早速、連邦に持ち帰り、テールベースごと交換しましたが、残念ながらバルブはこちらもお亡くなりになられてました。
そして再びテストラン。国道17号線で高崎まで足を伸ばしてみましたが、電気系統にも異常なく、すべて快調。公道復帰無事成功となりました。帰り道、リザーブ燃料で引っ張りすぎて、周りに何もない行田のバイパス上でガス欠したのは私の完全なミスでした……。

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