第2回マスコミ対抗エコチャレンジ 四角形

祖国の威信にかけて戦ったけれど…… 四角形




スクーターにもクラッチ・フリーのレバーか何かあれば……

遂にワタクシもコンペティションの場に招待いただけることになりました。「チーム東京エディターズ」(WEBミスター・バイクやBGを作っている会社です)の代表選手というより、G2連邦のトップとして、ここは周りの度肝を抜かす記録を作らねばなりません。何ていったって私、今回のライバルとなるであろう各媒体代表の方々の誰よりも、原付二種に乗っているはずですから。もし負けるようなことがあればG2連邦の世論が黙っておらず、支持率に影響を及ぼすのはもちろん、次期大統領選でも不利な戦いを強いられるのは明らか。つーか、大統領辞任でしょう!

今回のエコランには全10チームが参加。各5台ずつのカブとDioでホンダ青山ビルをスタートし、チェックポイントとなる道の駅ごか(茨城県五霞町)で車両を乗り換え、宇都宮を目指すというもの(総走行距離・約110km)。私は五霞までの前半をDio、宇都宮までの後半をカブに乗ることになりました。

まず前半。私に割り当てられた9号車は黒いDioでした。できれば赤い7号車に乗りたかったなぁ。私が、広島や金沢まで走った おかげで積算距離はこの1台だけ飛びぬけて伸びていましたが、2200kmを共にした仲。きっと、私が調教したことで私に合った走りをしてくれたはず。ちなみにこの赤い7号車は前半、WEBミスター・バイクでもお馴染み、今回はオートバイ・チームから参加のハマヤさんが乗ることになりました。

Dio110に乗るのは2ヶ月ぶりでしょうか? 燃料節約のため、ソロリソロリと発進したつもりでしたが、普段乗っているG2連邦公用車・スペイシー100に比べるとあまりにレスポンスが良くて、余計に燃料を吹いてしまうという失態! 慎重に慎重に……。

125cc以下のバイクにはほぼ毎日のように乗っている私ですが実は、エコ・ライディングに関する知識はほとんどありません。あくまでメーカーの技術者の方から以前聞いた話をベースに自分なりに実践しているだけ。空ぶかし厳禁、スロットルはゆっくり開けるという、誰もが知っている基本的なエコ走行に加え、前の信号が赤の時はずっと手前からスロットルをオフにし、燃料噴射をカットしながら走る、という位ですかね。

走行スピードはカタログ燃費の定地走行のように60km/hが一番効率がいいと思っていましたが、スタート前のブリーフィングでは40~50km/hあたりが燃費の良いスピードだということを知りました。さらに燃費を突き詰めるなら空気抵抗を減らすための「伏せ身」をするのにこしたことはありませんが、バックミラーが見えなくなるので、こちらは空いた道で気分がむいた時に。そうそう、信号で停まったらアイドリングストップも今回は実行しております。

青山のホンダ本社前で記念撮影。アリスの「チャンピオン」が十八番のホンダ広報部・A山さん(前列右)以外、全員が今回のライバルとなります。
青山のホンダ本社前で記念撮影。アリスの「チャンピオン」が十八番のホンダ広報部・A山さん(前列右)以外、全員が今回のライバルとなります。
スタート前、G2連邦国家独唱中! 連邦の代表としてイベントに参加できたことに感謝しつつ、静かに闘志を燃やしておりました。
スタート前、G2連邦国歌独唱中! 連邦の代表としてイベントに参加できたことに感謝しつつ、静かに闘志を燃やしておりました。
国道4号の上野バイク街近辺にて。大統領はまだ後方を走ってます。他媒体の皆様の写真を載せるという“心の広さ”をアピール。
国道4号の上野バイク街近辺にて。大統領はまだ後方を走ってます。他媒体の皆様の写真を載せるという“心の広さ”をアピール。
用足しで寄った草加のコンビニで、キーがイグニッションに入らないという問題発生! リタイアを覚悟しましたが、よく見たらG2連邦の公用車・スペイシー100のキーを挿してました。だって、同じカタチしてるんですもん……。
用足しで寄った草加のコンビニで、キーがイグニッションに入らないという問題発生! リタイアを覚悟しましたが、よく見たらG2連邦の公用車・スペイシー100のキーを挿してました。だって、同じカタチしてるんですもん……。
親・大統領派を装って近づいてきた男に騙された道を走る大統領。他の参加者の方々より2kmほど遠回りしたようです。
親・大統領派を装って近づいてきた男に騙された道を走る大統領。他の参加者の方々より2kmほど遠回りしたようです。

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