わずか1000円のんびりと、でもたっぷりと楽しめたバイクレース観戦記

6月5日に富士スピードウェイで開催されたバイクレースイベント「MCFAJクラブマンロードレース」に行ってきました。結構楽しかったのでレポートします。

全日本モーターサイクルクラブ連盟が主催する「MCFAJクラブマンロードレース」が6月5日に富士スピードウェイを舞台に開催されたので観戦に出かけてみました。昨年も富士スピードウェイで2戦が行われ、楽しかったのでまたまた出かけてみた次第です。

「レジェンド・オブ・クラシック」というヒストリックモーターサイクルのレースもあり、最新のモンスターバイクとクラシックなバイクの両方がいっぺんに見られるのが魅力の一つ。

しかも入場料は富士スピードウェイの入場料のみの1000円。駐車料も取られないという、かなりコストパフォーマンスなのがうれしいですね。

ハイパフォーマンスのモンスターバイク群は最新のドゥカティやMVアグスタをはじめ、国産のリッターバイク群などの高価なバイクもごろごろ。タイヤウォーマーも持ち込まれる本格設備が本気度をうかがわせるというものです。

一方、旧車系はと言えば、こちらもノートン・マンクスやAJS、ヴィンセントやドゥカティ、MVアグスタ、さらにホンダやヤマハといった往年の国産市販レーサーなどなど、排気量もまちまちなキラ星のごとくの名車が並びます。

最新マシンのデザインやメカニズム、歴史に残る名車たちのスタイルや構造、それぞれを見比べながらピットを歩きまわるのも楽しみです。

このイベントにはレーシングサイドカーのクラスもあります。

スピードにも驚かされるのですが、ピットで観察するカウルを外したシャシーは何度見てもメカニズムが興味深いですね。シャシーだけだといったいどこにライダーが乗るのか、わからないのは私だけでしょうか。

もちろんレースイベントなので走行は予選から決勝と続き、攻めの走りが見られます。転倒シーンを見てもったいない!と思ってしまうのは貧乏性?それにしても最新バイク群の走りの速いこと。富士のストレートにパワーを解放されて走っていく最新バイクたちは気持ちよさそうでした。

一方のヒストリックレーサーのスピードはそこそこでほっとさせられますね。富士のストレートはちょっと長すぎて持て余し気味な様子。頑張っている感じが伝わってくる走りとでもいうところでしょうか。

2ストロークマシンのオイルの焼ける匂いなどもたまりません。新旧バイクの走りの違いも比較できてそれぞれの魅力もいっそう際立って見えるというもの。 そして、おまけはパドックの駐車場。意外な車やトランスポーターを発見するのもこれまた楽しみでした。

さて、このレースは次回8月28日に開催が予定されています(詳細はMCFAJ公式サイトで)。ご都合が付けば見に行かれてはいかがだろう。天気が良ければバイクでツーリングがてらもお勧めでしょう。

いにしえの名車たちがキラ星のごとく

伝説の外国車やいにしえの国産レーサーが目の前に!





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