2017年11月16日

MBHCC-6 タカヤスチハル ふつーのおとーさんのバイク生活2

その31「さようならヤマハSR」

ふつーのおとーさんのバイクライフ シーズン2 その31「さようならヤマハSR」

 1978年からずっと続いてきたヤマハSRの生産が2017年8月でついに終了した。
 ま、厳密に言えば2008年にも1回生産を終了して2010年に復活しているので、2回目の生産終了と言うのかしら?
 でももうさすがにこれでおしまいだろう。
 
と思っていたらなんと2018年には新型SRが出るらしい。日経新聞にも書いてあったぞ。

 しかしこれだけ国内で二輪の新車が売れない中でよくもまあほぼ日本でしか売れそうもないSRの新型出すよなあ、とヤマハさんの英断には感心するしかない。

 ウワサでは今度こそセルが付くとか、新型の水冷エンジンを載せるとかいろいろ聞くけど、まあさすがに現行型のままのデザインやフレームでは出してこないだろうからやっぱり今年の8月がこれまでのSRの最後なんでしょうね。
 僕は勝手に、新型SRは今風のデザインでネオレトロっぽい感じなんだろうなあ、なんて想像しています。
 しかし新しいSRのデザイン担当者のヒトって大変なんだろうなあ。
 新型なんだから進化した方が良いという意見もあれば、新しいデザインなんてこんなのSRじゃないという思いも多々あろうし。
 それ位今迄のSRは定番中の定番になっていてもうヤマハにも簡単には換えられないのだろうからね。

 でもこれまでヤマハで長~い年月を掛けて作ってきたバイクの2代目って総じて初代に比べても出来は悪くないような気がするんですけど。
 例えばV-maxとかセローとか。あ、でもRZやSRXは初代の方が好きだったなあ(個人的な見解です)。
 
 僕自身は、ずっと変わらない普遍的なバイクが好きです。
 少なくとも10年位はモデルチェンジ無しで生産して頂きたい。
 もちろん性能や信頼性が進化していく事には全く文句は無いのだけど、一度決めた外観やレイアウトはず~っと守り通して頂きたいんですよねー。

 ちなみに現在僕はSR500とK1100RSの2頭飼ってますが、SRは40年、K1100RSは(K100RSから数えて)14年間おんなじデザインで作り続けてきた、変わった奴らです。

 僕自身は、現行SRの生産終了なんだって考えると「そろそろキャブレターとマフラーを換えてポジションも前傾にして多少は外観もいじろうかしら」と思っていた野望が少しトーンダウンしてしまった。
 もう新車出ないんだって思うと、じゃあノーマルのまま乗った方が良いかな?なんて
考えてしまう。

 いかんいかんSRこそは自由なバイクでそれこそ何をやってもOKだったはずだ。
 ロードボンバーからスクランブラー、スカスカから果てはクルーザー風まで、まあみんな自由な発想で自己主張して来たのに、ここで怖じ気づいてどーする?
 
 とゆーことでしばらくは、じっくり作戦を考えながら、少しづつ自分好みに換えて行きましょう。
 まずは85年からの純正バックステップ付けて少し低めのハンドルにしてちょっとだけ前傾にする事かな。今の純正は余りに真下にステップがあるもんなあ。
 と言いながら最近のお気に入りは、林道まで入り込めるようなスクランブラ―仕様だ。
いつかそこまでカリカリにイジリたいぞ。
 
 う~ん、こういう事を考えている時間を持てるのがSR所有者のシアワセなところです。
 現実には今、車検が切れて早く取得しなきゃと焦っている所なのだけど。

 ところで新Z900RS見ました。
 ああ、カワサキさんったら商売上手だこと!
 こりゃあみんな買うな~。

モーターショーで注目を集めたZ900RS。新型SRはどんな姿になるのでしょう。


タカヤスチハル
「もう30年以上バイクに乗ってます」と威張れるくらいず~っと乗り続けているのにちっともうまくならないへたれライダー。ふつーのお父さんは逆境にも負けず、ささやかなバイク生活を営んでいます、が…… 


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