みなさんこんにちは。前回のぶらり旅からもう3ヶ月近く過ぎてしまい、すっかり秋。この季節のお楽しみは紅葉狩りですね。さっそく行ってきました、那須から南会津、紅葉の中に。

　東北自動車道をひた走り、矢板インターで降りていつもの道、県道30号線をひたすら北上します。途中から板室街道（県道369号線）を板室温泉方面に向かい、そこから一気に那須湯本へ。
　東京を出発したときにはよかった天気ですが　那須に近づくにつれて怪しい気配に……それにお山の中は気温9度！　この季節、都会は蒸し暑いくらいでも、山に近づくにつれ秋から冬の気配をひしひしと感じるのもバイクならではですが、完璧に服装を間違えました。それでもめげずに紅葉を目指します。

　観光名所の殺生石に寄り道した後、冷え切った身体を鹿の湯で温めて、ほっと一息。ポカポカでスタートしましたが、那須甲子道路（県道290号線）あたりですでに冷えきってしまい、寒さに耐えながら国道289号線を走って西郷村の甲子温泉大黒屋さんに。ここも温泉なのですが、さすがに温泉ハシゴをする余裕もなく、新しくなった外観を眺めただけで南会津に向かいます。　

　しばらく走って左に折れると、今回の目的地の一つ、紅葉の名所である観音沼に到着です。
　ここの紅葉は素晴らしくここ数年のお気に入りなのです！　カメラ片手にパチパチと沼を一周します。天気はイマイチでしたが多くの人が紅葉を堪能しておりました。

　もう陽が短い時期なので　そそくさと次なる紅葉スポットへと向かいます。
　近くには会津鉄道の湯野上温泉駅があり、いつもなら鉄分補給といきたいところなのですが、列車の時間が合わず、残念ながら鉄分はありません……この駅は珍しい藁葺き？　の駅舎で、足湯まであってライダーにも人気のスポットです。

　
　県道131号、346号線、国道400号線を繋ぎ、さらに名も無い田舎道で昭和村へ。もう一つの目的地の矢の原湿原に到着です。
　ここも毎年撮影に訪れるお気に入りです。
　ひとしきり撮影していたら、あっという間の日没サドンデス。この周辺はクマも踊り出るくらいの田舎で、まさにワインディングパラダイスですが、雨も降り出した暗い国道121号線をひたすら宇都宮目指して走りました。
　今回の全行程は約650kmと日帰りにはちょっと長め、燃費38キロほどでした。あっ、今回から相棒はCBR250Rに変わりました。どうぞよろしく！

　今日はあいにくの天気と日没近しでしたが福島県の南会津は、ただただ、一言「素晴らしかった！」です。毎年訪れているのですが裏切りませんね。
　でも、今からだともう紅葉の盛りは過ぎているので、みなさんは来年の新緑からお楽しみください。スイマセン。