Hi-Compression Column

バイク遊戯☆縦横無尽

「猛暑対応のバイク衣装とは」

(2011.7.7更新しました)

関東では6月末から気温が39度台を超えた日もあり、夏が始まる前に暑くてうんざりである。恐らくまた昨年並みの猛暑になるのではないかと思う。

夏の気温が上がるといろいろ夏モノが売れて景気は良くなるみたいだが、ヘルメットを被り、長袖を着てバイクに乗るには厳しい季節だ。

しかし暑いからと言ってバイクに乗らなくなるわけでもないし、軽装だと事故った時に恐い。

長く公道でバイクに乗っていると、いろいろな経験がある。

4輪対向車がいきなり目の前で右折してきてぶつけられたり、左折巻き込み、横道からの飛び出し、動物の横断、落下物など、一般公道は多様な罠が張り巡らされている。

バイクにとっては戦場のような場所である。

最近は更に強力なアイテムとして「高齢者ドライバー」が増えてきている。

もちろん大部分の方は常識的だと思うし、人間の順番だと思うので悪く言うつもりはないが、中にはありえない動きをしてしまう人もいる。

対向車と絶対ぶつかるタイミングで強引に右折して衝突した後に、ノロノロ動き出して逃げていったり(これは追いかけて行って通報したらあとで被害者から謝礼が来た)、一時停止を連続して無視して突き進むとか実際見ている。



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太田シゲオ プロフィール
太田シゲオ
16歳でGT380を買ってから人生が楽しくなりました。 現在中年ど真ん中。 趣味はB級スポットツーリングと草レース参加です。 何歳まで乗れるかな。


あるときは、車から降りてきた老人がヨボヨボで歩けず、車にもたれかかったままの人もいた。

もし、バイク運転中にこういう人が運転する車に遭遇してしまったら、もう避けるとか予知予測とかは極めて困難になるわけだ。

暑いのをガマンして皮ツナギ着た時に転んで助かった事とかある、とか言う以前に、もっと単純で身近な危険の為に「武装」する必要がある。

極端な話だが、自分がバイクに乗り始めた頃はノーヘルもOKだったので、免許取立ての高校生がアロハシャツとサングラスでシボリハンドルのCB750FOURやGT750で走りまわっていた。

自分もほんの短期間だが、GT380でノーヘル時代があった。今考えると恐ろしい事である。

ライダーの安全の為には皮ツナギが一番だが、それでツーリングに行って一般の観光地や食堂に入るのは違和感がある(ドクロ絵カンバンのチョッキのままでも違和感を感じ無い人も居るが、それは放置)。

皮ツナギもパンチングで穴が開いているヤツは相当涼しいが、それは走っている時の事で、ストリートでは信号待ちもあるので皮ツナギはやっぱりキツイ、洗えないし。

最近はウェアも進歩していて風通しの良いメッシュ生地に肘、肩、背中だけでなく、胸にもプロテクターが入ってるヤツとかあるからありがたい。

自分も昨年メッシュ生地の上着は買ってあり、スースー涼しいが、今のところ、パンツの方は黒い皮で暑い。

今年の夏はメッシュパンツにパッドが仕込んであるヤツを購入しようと考えている。

早く下半身もスースーしたいぜ。



今月の1枚

<今月の1枚>☆今月の一枚 大地震の直前に行ったいわき市の化石館「ほるる」にある鉱山再現展示場で。大規模で楽しかったです。もう再開しているのかな、また行きたいな。

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