- 太田シゲオ プロフィール
冬を楽しむ
(2012.02.06更新しました)
自分の住んでいる栃木県では、1月以降、たびたび朝の最低気温がマイナス8℃くらいまで下がっている。
自宅は青空駐車なので、朝は自動車のフロントガラスには氷の結晶がビッシリ発生してしまうし、外の水道も午前中は凍って水が出にくくなっている。
当然、バイクに乗るのもおっくうになるが、自分はこの季節が好きである。
あの真夏の死にそうなくらいの暑さ、湿気でベトベトの不快感に比べたら何てことはないのだ。
雨が少なく、乾燥が問題になっているが、これもまた自分にとって好ましい現象だ。いつでもバイクに乗れる。
冬は澄み切った空気の為、筑波山や男体山も良く見えるし、星もきれいである。
太陽が昇り、10時から14時くらいの気温5℃~8℃くらいが、すがすがしく最高である。これくらいまで上がればバイク走行も快適で何ら問題はない。
快適な環境でバイクいじりも進むのですよ。ああ、冬があって良かった。
ムシ暑い夏のバイク整備なんて最悪である。ガレージに居るだけで汗ダラダラになってしまう。
かかりの悪いバイクに何度もキックなんかしてたら、もうこれはレジャーではなく修行っすよ。
北関東は東京で発生する熱が流れて来るので猛暑になりやすい。昨年の猛暑では朝8時に30度オーバーで深夜になっても25度以下にならない日が続いた。一日に何度シャワーを浴びた事か。寝むれないし、ああ嫌な事思い出しちゃった。
とか書いていると、日本海側の豪雪をニュースが報じている。家がもぐってしまうような雪が毎日降り続いている。
あの状況を見ると、バイク遊びが可能な北関東の冬が平和そのものだということが身にしみる。
東北の豪雪地帯の積雪量は世界的に見ても多く、アラスカやシベリアを上回ると云うが、どうする事もできない。膨大な雪を何か簡単に除去できる方法はないものだろうか。どっかに貯めて水不足の国に売るとか………
先日、秩父方面にオフロードツーリングに行ってきた。北風が強く朝は当然氷点下、一部凍結路面だったが、それはそれで対策して行ったので問題は無く、それよりも完全に落葉し、雪化粧された山の風景がとても良かった。
さて、年が明けてから一ヶ月で、すでに30分以上は日没時間が延びている。ちょっと前までは夕方4時半で真っ暗だったのが嘘のようだ。じわじわと春が、夏が近づいてくるのを感じている。
今年はあまり暑くなりませんよう、地震が起きぬよう、神様に祈るしかない。