Hi-Compression Column

バイクで行ってきました

カメラマン 志位充一
職業はカメラマン。誰にも優しい人柄で、あらゆる方面に幅広い人脈を持つ。愛車SL230でホンモノのSL(蒸気機関車)を追いかけ回す筋金入りの撮り鉄でもある。

(2011.2.14更新)

 カメラマンの志位さんは機材を背負ってバイクで撮影に行きます。バイクだからこそ行ける場所や撮れる写真があるからです。

 これから紹介する写真は、機材を担いで延々山道や森林を歩いて行ったわけではなく、基本的には、ほぼすぐ手前までバイクで自由に行ける場所です(もちろん天候などにより通行止となることもあるかもしれませんが)。

 ただし、同じ場所に行っても同じように美しい写真が撮れるかどうかは……保証しかねます。

 さあ、今度の週末、ぶらりと美しい景色を見に出かけませんか?

 で、肝心の場所ですが……北緯と東経のみを公表し詳しい居場所は掲載しません。でも、ナビがあれば迷わず行けるでしょう。

 えっ? ナビをまだ持っていない?

 そんな方は、まずは公式サイトで新しいギャザズMをじっくり検討してください。



「ヘルシーなドーナッツ」


東経138.30.11


北緯35.30.11

 

ドーナッツ

ドーナッツ
ドーナッツ

大人も子供も大好きなドーナッツ。おいしいですよね。

今回紹介させていただくのはおからでできたドーナッツです。

東京から1時間ちょっと、東京西部離にある某道の駅にある「ほたる」という豆腐屋さんで売っています。

もちもちとした独得の食感がやみつきになますよ。

この道の駅は、ツーリングに向かうライダーの集合場所としても有名ですね。



前回掲載したヒッチコック鳥の駅は、静岡県の浜名湖に沿って走っている浜名湖天竜鉄道(天浜線)の佐久米駅でした。



デジカメをバイクで運ぶには?

(2011.2.15追加更新)


 突然ですがツイッターに質問といいますか、ご要望をいただきましたので転載します。

「ついこの間一眼デジタルカメラ購入しました。初めての一眼デジタルカメラです。いつもオートバイで撮影に行っておられるようですが、どんな風にカメラを積載しているのでしょうか? できたら紹介記事お願いします」(suyananiwa)


ようこそ写真の世界へ。ですね。写真は楽しいですよ。

デジカメは撮影してすぐ見られますし、フィルム代も現像代もいらない。そのかわり、デジタルという電気製品ですから注意するべきこともあります。

基本的にカメラは精密機械です。同じデジカメでも落としても大抵は壊れないコンパクトデジカメとは異なります。

ですから振動による各部の狂いはデジタル一眼レフに大敵なのです。

一眼レフに限らずデジカメは電気信号によってメディアに記録するので水も苦手です。

カメラを水洗いする人はいないでしょうが、意外と気がつかないことが気温差や湿度の差でおこる結露です。このシーズンは寒い外から暖房のよく効いた室内に入る時など特に注意が必要です。

冬の時期はカメラからメディアを取り外す時の静電気も困り者。油断していると一瞬にして貴重なデータがすっとびますよ。


さて、本題のバイクへの積載方法ですが、カメラを守る運び方が基本になります。

バイクに積載する場合は、バイクの振動が1番緩い場所。燃料タンクの上にタンクバックを付けてカバンの中には柔らかいタオルを敷きます。

市販されている厚手のキルティングの収納袋などに入れるのもいいでしょう。


タンクバックが無い場合はディパックなどに、柔らかなタオルや収納袋にくるんで入れる方法が簡単ですし、人間がショックアブソーバーにもなりますからカメラにはこの方法が一番でしょう。

ただし背中に物を背負うと、ハンドル操作に影響が出たり身体の疲労につながります。


バイクでの撮影の場合、カメラ一番の注意すべきポイントは雨対策です。

基本はできるだけカメラを濡らさない。

ぬれたらすぐ乾いたタオルなどで拭き取る。

家に帰ったら面倒でも一刻も早く乾かす。

などの当たり前の対策をしなくてはなりません。

以前のロケでバイクで機材を背負って走りました。当然防水対策をしていましたが、3日間雨に降られ機材が全滅した事がありました。

クルマならヒーターやエアコンで乾かすこともできますがバイクではそのチャンスがありません。

例え防水の袋であっても少しずつ湿気が入り込みます。

デジカメはやはり雨に弱い家電なんですね。


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