デブ輪
もう岩手県は朝晩の暖房が欠かせない季節になりました。
おいら3月に勤めていた造船所から震災の影響により『解雇』されて無職でしたが、先月『再就職』出来ましたっ!!
フルパワーで稼いでいますっ!!
2011年11月10日更新しました。
「オイラも着実に復興しています」
おいらは3・11の馬鹿震災クソ津波の影響で勤めていた造船所を解雇されて先月10月まで『無職』でした。
まさかリストラになるなんて。
新婚5ヶ月で。
中古住宅を購入して8ヶ月で。
35歳って若くもない年齢で。
おれはこの先どうすればいいんだよ?
これがリストラされた時の正直な感想でした。
心底3・11の馬鹿震災クソ津波を怨みました。ですがおいらの境遇なんてこの東日本大震災の被災者としては超幸せな部類だと報道を見ても思うし、無念にも命を失った親戚の葬儀に参列しても痛感するし。
おいらは気持ちだけはこの震災に負けたくない!! って想いで無職の半年間を過ごしました。から元気と言われても、ハッタリと思われても良いから笑って生きてやろうと思って日々を生きて来ました。
朝起きて、会社に行って稼いで、帰宅して休んで寝る。こんな『当たり前』のことが当たり前ではなくなるなんて。そして毎日繰り返す当たり前の『日常』って存在は実はとても大切で有り難いものなのだと体を持って教わりました。
おいらが先月10月から働かせてもらっている会社は海洋土木工事をしている建設会社です。全ての現場が『災害復旧工事』で、日曜日も休日も返上して汗を流して作業しています。写真は今の工事現場『久慈市の港市場』です。この時期は『秋鮭』が沢山水揚げされる時期なんですが、なぜか今年は鮭の水揚げが本当に少ないんです。
震災の影響で『解雇』されたおいらが、その震災の影響で『再就職』するなんて皮肉な話です。
おいらは馬鹿震災クソ津波の翌朝にミニトレで自宅周辺や、隣村・野田村の惨状を目の当たりにした時の強烈なショックを未だに忘れられません。
おれらの未来はおれらが造る!!!
そんな心意気で今は毎日働いていますっ!!!!!!!
自分が住んでいる町の災害復旧工事をおいらもしているっ!!!
これだけで稼ぎがいもあり非常に誇らしい仕事に思えます。
3・11以降おいらの生活も人生もガラリと変わりました。ただ強く宣言出来る事は、おいらは生涯を掛けてでもこのおいらが生息している町の復旧復興工事に全身全霊不惜身命の心意気で望みますっ!!
岩手県・久慈市デブ輪、無事に就職出来ました。手前味噌な報告を失礼しますっ!!!
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