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国道140号線を右折して、県道210号線へと入っていく。アッキー的には面白いトンネルなどを抜けていく（上の写真参照）。
ほぼ舗装路の金山志賀坂林道を目指す（言葉では判らないでしょうから最終号でGPSログを読み込んだ地図を載せます）。
道は狭くなり、渓流、岩盤の壁に挟まれるように道は進む。少し涼しくなってきた。
薄暗い雁掛トンネル（恐怖!?映像必見）はガスで前がほとんど見えない。
さらに狭い。怖い。異世界への入り口のよう。
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それを抜けたら、有名なニッチツ秩父鉱山があらわれた。
亜鉛、磁鉄鉱など採掘していた鉱山だが現在は採掘をしていない（ニッチツの事業所は営業しているので勝手に中へ入り込んだりしてはいけない）。
最盛期には多くの人が住んで生活していたところで、学校もあった。
その一部が廃墟となってまだ残っている場所。廃墟マニアには知られた存在だ。
崩れ落ちそうな窓から誰かがこっちを見ていそう……。
※写真をクリックすると別角度の写真が見られます。
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アッキー廃墟にて思う。
「なんだかんだとコツをつかみ、先行するハマ師匠（それでもオイラのためにゆっくり走行）に追いつくべく、しかしながらスタートしてからわずか３コーナー目で目標を見失い、またしても自分モードに入って“楽しけりゃおいてかれてもいいじゃん”と走るオレ。
んで、そうこうして数十キロを走ったところで、なんかいきなりの廃墟に遭遇。
“むう、テキサスコロニーとはこういう場所か”とガンダムギャグを振るも、相手にしてくんないハマちゃん。
だけど、じっくりあちこち見てるとなんか不思議なのである。
建物って、人がそこにいるからこそ成り立つんだよね。だーれもいないと、そこは廃れて忘れ去られてしまう。
世の中にはこういう場所がいっぱいあるんだろうなあ。
元炭鉱とか、軍艦島とかね。
誰のしゃべり声も車の音も聞こえず、静かな中、遠くの方から鳥の鳴き声が聞こえるだけ。昔はたくさん人がいたんだろうに、どーしてこんなんなっちゃったかな」
そう考えると、少しおセンチになっちゃうアッキーでした。
「こういう発見も林道ツーリングにはあるんだなぁ」
