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カメラマン 志位充一 職業はカメラマン。誰にも優しい人柄で、あらゆる方面に幅広い人脈を持つ。愛車SL230でホンモノのSL(蒸気機関車)を追いかけ回す筋金入りの撮り鉄でもある。
何やら春からJR貨物の機関車運用が変更になり、成田線を走る貨物列車が古い国鉄型の機関車に変わったとの情報を入手、コレは行かねば! ということで、行きがけの駄賃とばかり? これからあやめが綺麗に咲き始める水郷と、古い蔵が立ち並ぶ水運の町、佐原にも立ち寄ってきました。 自宅から国道6号線を経由して、柏市の先、利根川の土手ぞいに進むルートをとり、撮影地を目指します。この堤防の道、眺めも良く快適なルートなのですが、そこそこ交通量があり、しかもトラックも多く道幅も狭いので、ちょっとばかり怖いかもしれません。無理な追い越しなどはしないで、トラック後ろでじっとがまん。排気ガスで顔を汚しながら走るとそこは神埼町です。 ここで先ずは鉄分を補給。お昼から13時半の間に2本の貨物列車が通過します。情報通り国鉄型の電気機関車がかなり長いコンテナ車を牽引していきます。迫力満点で絵になります。
鉄分満点! 自画自賛! 鉄分を無事補給して先ずは水郷に向かいます。と、その前に途中の道の駅で遅めの昼食です。 この道の駅、かなりの人気スポットで土日ともなるとパニック気味の混雑になるとか。訪れたのは平日なのですが それでもなかなかの人出でした。そそくさと昼食を済まし、水郷の十二橋を目指します。潮来の水郷ははるか昔、父親に連れられて行ったか微かな記憶しか無いので ひさしぶりの訪問です。
着いてびっくり、記憶と全然違います! その昔、乗せてもらった水郷めぐりの小舟から見た景色が無いんです! 何処に行ったんでしょう? あちこち走り回ってやっとみつけました! がっ、これも昔の記憶と全然違います。水路の両側は土からコンクリートになり、木造だった橋もやはり今風の橋に。時代は変わったんですね……少しショック。
水郷はそこそこで切り上げ、千葉の小江戸として最近女性に人気上昇中の佐原へ向かいます。 この佐原、江戸優りと言われたほど水運で栄えた町で、今でも立派な蔵が立ち並んでいます。町中に江戸の風情が残り、多くの蔵や店舗が沢山あります。日本の海岸線を地図にした、かの伊能忠敬が30年余暮らした街でもあり、その家は国の指定史跡になっています。 そして、素晴らしいのはほとんどの道の一方通行の道で2輪は除外! 太っ腹な街です。おしゃれなカフェや食事処もありますし、カップルで行くツーリングにはいいところではないかと思います。まっ、自分はいつもお一人様なので関係ありませんね。 東関道を使えば都心からのアクセスもよいので、午後にふらりでも陽の長い今頃ならば大丈夫かな。下道派の自分は来た道をそのままトコトコ帰りました。 今回もCBRくんはよく走ってくれました。燃費は38km/ℓでした。