夏にバイクを楽しめるか。
(2010.8.5更新しました)とにかく暑い日が続いている。
これだけ毎日35度前後まで気温が上昇する事態が続くと、バイクなんか乗る気もおきないというのが正直な気分だ。
自分の場合、真冬でもバイクに乗っていろいろ出かけているが、寒い方がまだマシである。
特に大型のアルミフレーム車なんかだと熱伝導がいいから、エンジンの熱が車体全体に伝わって来る。シートやタンクもどんどん熱くなってくるから困る。
走っているうちはまだいいが、信号待ちは良くない。
電動ファンの熱風が容赦なく攻撃してくる。キ○タ○(懐かしい表現?)も熱くて降参だ。
ただ、この現象をうまく使えば、バイクは腹の出た中年には良いダイエットマシンと言える。
自分もお腹の肉の柔らかい部分が増殖中であるから効きそうだ。
走行中、汗はどんどん揮発しているので、サウナ以上の効果があるのではないか。
それに信号待ちの熱地獄は水分だけでなく油汗の排出効果も期待できる。
今や大型バイクに乗っている殆どの人は中年以上の方だろうからいいかも知れない。
まあそのダイエット効果が目的ではなかったが、先日、猛暑の日に片道200キロ程度のツーリング+ハイキングをしてきた。
- 太田シゲオ プロフィール
最初は暑くて嫌だったが、やっぱりバイクは乗っていると楽しい。
そして日常生活ではありえないほど汗を出してきた。
途中何度か500ccの飲料水を一気に飲んでも足りないなんて久しぶりだ。
人間は暑くてどうしようもないが、こちら栃木県では、路肩に見える沢山の水田の稲は見事なまでに育っている。
「日照りに凶作なし」と言う言葉もあるそうだけど、日照不足の方が作物には悪いらしい。
恐らく今年も豊作になるのではないか。
雑草もすごい勢いで伸びている。実家の栗林の雑草がえらい事になっていたので、エンジン草刈り機で刈っていたらちょっと予想外の出来事があった。
バリバリ刈り取っていたら、何だか黒いハエみたいのが飛んできて軍手の指にとまった。
なんじゃ?と思ったらチクーッ!と一発刺してきた。
イッテー!とあせって振り払ってもぜんぜん取れない。
別のやつが頭にも。髪の毛の中にまで入ってきてチクリ、お腹にもチクリ。
うわーーー!!イタイイタイ…… 同時多発攻撃たまらず阿波踊り状態で母屋の方まで退却……なんじゃ?黒いハチっているのか??
このやろう、と、腹に食いついていたムシを叩き落とした。
急いでムヒを塗った後、正体を確かめようと見たら、もうアリが必死に運んでる。
夏はすべてが活性化しているようだ。
今月の1枚は、群馬の博物館にあった3輪駆動の森林整備車「テルピス号」です。リアのダブルタイヤやフロントの等速ジョイントとチェーンを使った駆動方法など、誰が作ったかしりませんが、アイデアの塊ですね。
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