「デジタルダイエット」
(2010.8.5更新)
さぁーて、関東地方では梅雨も明け、2010年の夏も真っ盛り。夏と言えば海っ! 海と言えば水着です!
でもチョッと待ってください。毎日残業で会社帰りに一杯引っ掛けているそこのあなた。そのお腹、人前に晒して大丈夫ですか?
大きなお世話みたいですが、今回は、最近耳についたキーワード、「デジタルダイエット」についてです。
何すかそれ?
と、誰でも最初は思ってしまう、この怪しげなワード。結論は、アキバ系やら電波系の話でもないのですが、私的にはどうにも気になりまくりワードだったので、ここでいろいろ紹介しちゃいます。
最初は人間のダイエットの話。ダイエットを決意した人が、一番最初に必要になるのが、体重計だと思いますが、最近はとてもいろいろな種類があってビックリです。
一般的には身長とか性別、年齢を入力して乗っかると、体重と、対組成などが表示される、というのが最近のトレンドかと思います。
しかーし。今は、電源入れる必要もなく、乗ったら自動的に個人を特定してしまうらしいです。それに加え、WiFi(無線LAN)やBluetoothでパソコンや携帯電話にリンクし、自動的にデータ蓄積後、自動的にグラフ表示されてしまい。目標体重到達に向けた、食事や運動のカリキュラムまでオンラインで指導されてしまうらしい。
ここまでで私などは、すんげーっ。と思ったのですが、こんなのはまだ序の口で、あの「Twitter」につぶやくのまでありました。
自分の体重を「今日の私の体重は○キロ」などと世界につぶやいたところで、「そんなんじゃ突っ込めねぇー」とか「恥ずかしいー」などなど意見はたくさんあると思うのですが、とにもかくにもこういったデジタル体重計を使ったダイエットって、実際には本当に効果あるらしいです。
昔銭湯にあったみたいな、大きな針のついている体重計は今や「アナログ体重計」と呼ばれてしまっているのですが、アナログな体重計だと1キロやそこらは誤差の範囲(デジタルだと「g」単位)、まして後ろから誰かに乗られてしまうので、体重管理が厳密に出来ないためだとか。本当は、道具なんて関係ないのは言うまでもありませんね。
ちょっとだけ薀蓄を語っちゃいますが、最大のコツは
①良く食べて、
②良く動く。の2つ。
「動く」ってのが出来ていない人は成功しにくいです。
- 電気先生
「食べなければ動かなくて良い」みたいに楽に考えてしまうとダイエットは成り立ちません。動くのは「食べたものを消費する」のではなく、「エネルギーを消費しやすい体を作る」って覚えましょう。あ、なんだか最後はカッコイイかも。
次の話としては、「デジタル化にどっぷりはまった生活をアナログ的な生活に戻しましょう」というのがあります。
たとえば、Webをだらだら見ない、動画も見ない。ブログやチャットをしない、SNSもしない、つぶやかない。ネットショッピングをやめましょう。と言った内容。
SNSやブログは登録している友達へのレスやフォローにはまってしまい、ヘビーな方は相当時間がかかってしまいます。買い物は外に出て目で見て買えば幸せです。とか、映画館で臨場感あふれる本物の映像を見ましょう、本は手に取って印刷された活字を読みましょう。人と話すのはメールではなく電話で。などなど、なかなか味のある提案かも。
......あっ、これって昭和の生活じゃないですか。
雑誌の記事で「本は紙で読みましょう」で締めくくるなんて俺カッコイイ〜、と思ったのですが、今年に入って、単行本を裁断して両面スキャンしてiPadで読む。かさばる紙はこれで始末♪ っていう行動が赤丸上昇中らしいですよん。
これも「デジタルダイエット」だとか。
やっぱり、世の中のデジタル化は、私ごときに止められるものではありませんでした。頑張れ、ミスター・バイク!
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